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~環境変化へ親子の挑戦!スポーツ用品店の強みを活かした併設ジム展開~

2025.04.04

事業者名:村上スポーツ店㈱
事業内容:スポーツ用品販売、トレーニングジム
所在地:福島県白河市転坂68-2
HP:
https://peraichi.com/landing_pages/view/63kr8 (スポーツ店)
https://murasupo-villageup.com/ (トレーニングジム)

企業概要

1991年に白河市にスポーツ用品販売店として開業。創業当初より「スポーツ用品販売を通じ健全育成・地域の活性化・健康促進を進める」を経営理念とする。地域に根差した経営を心掛けている。

支援内容

人口減少、スポーツ人口減少のため売上減少傾向にあった中、先を見越して事業を継続していくための対策として、常務(社長の息子)が併設ジムの開設を考えたが、進め方に悩んでいたところ、知人の経営者からよろず支援拠点を紹介されて相談に至った。
常務が事業再構築補助金申請へのチャレンジを決めたため、コーディネーターはまず、事業再構築補助金の概要や目的をかみ砕いて説明。次に計画書の事例集と補助金申請する際の必要項目を提示し、何をどう伝えるかをアドバイス。常務が計画書を策定し、申請に関して必要な書類等があるので、サポートとして白河商工会議所の担当者と連携。
1回目の不採択を受けて、計画書の内容をブラッシュアップし、コーディネーターは併設ジムを建設するだけでなく、スポーツ用品販売店の強みと併せて相乗的な事業内容を考えるよう提案。コーディネーターと商工会議所担当者による計画書への意見・アドバイスを行った。常務があきらめず計画書をブラッシュアップした結果、3回目の申請で採択。併設ジム開設による再構築事業を実行した。

企業の声

 「どうせ無理だろう」と見守っていたが、常務の熱意が伝わり、また、補助金の採択を受けて、息子への事業承継の道筋が見えた。実際に実施するには投資額の関係もあり葛藤もあった。たくさんの方から支援してもらっている状況もあり、今回の事業を行うことを決意できた。(代表取締役 村上 堅二さん)
当初は不安もあった。計画書を策定することにあまり苦労はなかったが、不採択には落ち込んだりもした。採択されてから社長とぶつかり合ったこともあったが、それを乗り越えてジムがオープンした時には達成感があった。多く方からの支援があったこともあり、これからも事業に向き合っていくことを決意した。(常務取締役 村上 侑太郎さん)

よろず支援拠点について

よろず支援拠点は、経済産業省により、平成26年度から各都道府県に1ヶ所ずつ設置された中小企業・小規模事業者の経営相談窓口です。
中小企業・小規模事業者の抱える様々な課題に対して、地域の支援機関と連携しながら、ワンストップで対応します。
福島県では、常設の郡山サテライト、福島サテライトのほか、いわきサテライト、会津サテライト、二本松サテライト、白河サテライトの合計6つのサテライトを設置し、相談対応を行っています。その他、必要に応じて訪問での相談対応やオンラインでの相談対応も行っています。
相談は何度でも無料です。面倒な申込手続きもありませんので、お気軽にお問合せ下さい。

問い合わせ先

福島県よろず支援拠点(連携推進課)
TEL:024-954-4161
HP:https://fukushima-yorozu.go.jp/

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